頭の良さは遺伝する?勉強しても成績が伸びないときに、まず知ってほしいこと

こんにちは!
半年で自走させる塾こと、マル塾です。

「ちゃんと勉強しているはずなのに、成績が伸びない」
「自分はもともと頭が良くないんじゃないか」

受験生からも、保護者の方からも、
本当によく聞く悩みです。

そして、こういうときに出てきやすいのがこの考え。

「頭の良さは遺伝だから仕方ない」

もし今、

  • 自分をそうやって納得させようとしている受験生
  • どう声をかければいいか分からない保護者

どちらかに当てはまるなら、ぜひ最後まで読んでください。

結論から言います。

成績が伸びない原因は、ほとんどの場合「遺伝」ではありません。
問題はもっと現実的なところにあります。


目次

  1. 成績が伸びないとき、人は「理由」を探したくなる
  2. 頭の良さは遺伝で決まる?実際のところ
  3. 遺伝=上限ではない
  4. 「知能は母親から遺伝する」は本当?
  5. なぜこの説が広まったのか
  6. 脳の成長から見ても「勉強の力」は後天的
  7. じゃあ、なぜ勉強しても成績が伸びないのか?
  8. 成績が伸びないときの対処法①
  9. 基礎が抜けたまま進んでいる
  10. 成績が伸びないときの対処法②

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成績が伸びないとき、人は「理由」を探したくなる

成績が悪かったり、伸び悩んでいるときほど、人は苦しくなります。

  • 周りはできているように見える
  • 自分なりに努力しているつもり
  • でも結果が出ない

こういう状況では、
「自分のせい」か「環境のせい」か、どちらかに理由を置きたくなります。

その中で一番ラクなのが、
「遺伝だから仕方ない」という説明です。

でも、それは本当に事実でしょうか。


頭の良さは遺伝で決まる?実際のところ

よく言われるのが、

「頭の良さは遺伝が5割」

という話です。

これだけ聞くと、
「じゃあ半分以上は生まれつきじゃん」と思うかもしれません。

でも、ここで大事なのは “残りの5割”

遺伝=上限ではない

遺伝は、

  • スタート地点
  • 伸びやすさの傾向

には影響します。

でも、
「どこまで伸びるか」「点数として出るか」
を決めているのは、ほぼ環境と学習の中身です。

同じ遺伝子を持つ兄弟でも、

  • 勉強への向き合い方
  • 学習習慣
  • 環境

で成績が大きく違うのは、よくある話ですよね。


「知能は母親から遺伝する」は本当?

これもよく聞く話です。

たしかに、知能に関係する遺伝子がX染色体にあることから、
そう言われるようになりました。

ただ、現在の研究では
「母親の知能=子どもの知能が決まる」
とは言われていません。

なぜこの説が広まったのか

理由はシンプルで、

  • 母親と子どもが過ごす時間が長い
  • 家庭での会話・本・学習環境の影響が大きい

この「環境の影響」が、
「遺伝しているように見える」だけの場合が多いからです。

つまり重要なのは、
親の頭の良さそのものより、家庭での関わり方

これは裏を返せば、
環境はあとからでも整えられるということです。


脳の成長から見ても「勉強の力」は後天的

脳の発達には順番があります。

  • 視覚・聴覚を担う部分:幼少期にほぼ完成
  • 体の動きを司る部分:幼児期〜
  • 思考・判断・感情を司る前頭前野:思春期〜20代に発達

ここで重要なのが、
勉強に直結するのは前頭前野だという点。

そしてこの前頭前野は、

  • 発達が遅い
  • 遺伝の影響が比較的小さい
  • 環境・訓練の影響を強く受ける

つまり、

「受験期に伸びる力」
「考える力・理解する力」

は、あとから育てられる能力です。


じゃあ、なぜ勉強しても成績が伸びないのか?

ここが一番大事なところです。

「努力しているのに伸びない」場合、
原因はほぼ次のどれかに当てはまります。


成績が伸びないときの対処法①

基礎が抜けたまま進んでいる

多いのがこれ。

  • 志望校を意識しすぎる
  • 周りの進度に焦る
  • 難しい問題ばかりやる

でも、基礎が抜けた状態での演習は、
穴の空いたバケツに水を入れている状態です。

英語なら

  • 単語
  • 文法

数学なら

  • 公式の意味
  • 基本問題の理解

ここが曖昧だと、どれだけ時間をかけても点になりません。


成績が伸びないときの対処法②

「やったつもり」になっている(定着率の問題)

授業を受けた
問題を解いた
解説を読んだ

これで終わっていませんか?

この状態は、
理解した気になっているだけのことが多いです。

本当に定着しているかどうかは、

  • 数日後に同じ内容を説明できるか
  • 何も見ずに解けるか

で決まります。

また、

  • 参考書を何冊も回している
  • どれも中途半端

という場合も、定着率は一気に下がります。

1冊を「抜き打ちテストされても8割取れる」状態
これが目安です。


成績が伸びないときの対処法③

「できた」の基準が低い

これは真面目な人ほど陥ります。

  • 解説を読んで「分かった」
  • 同じ問題は解ける

でもそれは、
「入試で解ける」状態とは別です。

本当にできている状態とは、

  • 初見の問題を見て
  • 使う解法を判断できて
  • 自分で答案を作れる

ここまで来て、初めて「できる」と言えます。

問題数よりも、
1問をどこまで仕上げたかが成績を左右します。


まとめ:成績は「才能」より「設計」で決まる

ここまで読んでほしい一番の結論はこれです。

  • 成績が伸びない = 頭が悪い
  • 成績が伸びない = 遺伝のせい

ではありません。

多くの場合、

  • 勉強の順番
  • 定着のさせ方
  • 「できた」の基準

この設計がズレているだけです。

正しく直せば、
成績はちゃんと動きます。

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